今回は、鬼畜島9巻をレビューしていきたいと思います。
前回、マリア降ろしの練習として駆り出された先輩でした。
しかし、第一声はまたしても「おんなあああぁぁぁ」でした。顔はボコボコに腫れあがり、この場面だけ見た人には化け物家族の一員にしか見えないことでしょう。
東山先輩ぐらい女好きでないと滅びの子は生まれないというヲゼフに対し、ヲゼフが女好きだったことが原因で滅びの子が生まれなかったという母はヲゼフに怒り心頭、父に魔術戦を仕掛けます。
ばぁちゃんは母に対し魔術返しをはじめ、滅びの子をめぐり魔術戦がはじまります。
終わらない魔術戦を見ていた高久は家族同士で殺し合うことを提案しますが、「あたしが好きなんだろ?だったらあたしのために死ねるよな?」と先頭に立って戦うよう言われてしまいます。
どうやら家族で戦うのはご法度のようで、ヲゼフは東山先輩を使って母やマリを殺すことを考えます。
このことからヲゼフにも敵対する家族を殺したいという気持はありそうなんですが、なにか家族で戦えない縛りのようなものがあるみたいですね。
見た目も元通りスマートになった東山先輩、ヲゼフから女好きが直り、「女たらし」から「人殺したらし」に変貌できたかの試練を与えられます。
そこにはかつて付き合っていた藤井の姿がありました。
異変に気付いたのか異形の姿の先輩をまた誘う藤井でしたが、頭を潰されてしまいます。おんなああああの頭をぶっつぶし見事試練をクリアした東山先輩でした。見事「人殺したらし」に変貌してしまいました。
この島ではだれもかれも狂っていくように思います。
また島に上陸した人々が来るんですがその人たちを次々に惨殺していきます。
この島でもっとも力をつけた高久はというと、逃げてはマリからのキスという飴と鞭を使われ、だんだん逆らえなくなっていました。
そんな中、アンナとカンナはハナクロにそそのかされ、高久を殺そうと企みます。
ハナクロとしては、高久が死ねばマリやヲゼフの争いも激化すると踏んでいるんでしょう。
今回の9巻では、滅びの子をめぐって家族が争うシーンが多かったです。あれほどの力を手にしながらまだ力を欲し争うあたり化け物家族らしいですね。
それにしても口が綺麗になった時のマリ可愛い^^僕が高久だったらマリと滅びの子を産んで幸せに暮らしたいと思うんですが、この家族の中にいたら幸せなんてこないんでしょうねw
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