「WORST外伝ドクロ」武装史上最も破天荒な男、河内鉄生を描いた作品

今回はバイクチーム武装戦線6代目の頭であり武装史上最も破天荒な男と言われ、漫画キャラでありながら雑誌の表紙を飾るなどシリーズでも人気が高く僕が最も好きなキャラである河内鉄生が主役のスピンオフ作品「ワースト外伝 ドクロ」を紹介したいと思います。

河内鉄生とは?

武装戦線の6代目頭、頬に十字傷があり、右の眉毛がないのが特徴、この河内鉄生がどのような男だったのかというと、最も印象的だったのがこの「ウラァ!」です。
鉄生が6代目就任後すぐに、後の7代目頭となる武田将五の知り合いが狂屋の男たちに怪我をさせられたことから始まります。将五は狂屋の寺門という男が犯人と突き止め報復しますが狂屋からも報復され武装の仲間が怪我をさせられます。
その時、武装は五国協定という休戦協定を結んでいたため、間に他のチームが入る話し合いの場が持たれます。

当事者である将五と頭である鉄生は他のチームとの話し合いの場に呼ばれます。普通ならビビる場面ですが、鉄生は言われた通り将五と二人で話し合いの場に乗り込みます。

しかし、そこは不良の集まる場所、話し合いの場に上がる階段には不良たちが睨みを利かせています。
そこでこの一言「ウオラ!」で不良たちをビビらせて道を開けさせたのです。

将五は、以前兄である十三から言われた「信頼できる頭ってーのはな、その人と一緒ならたとえ相手が100人いよーがちっともびびらねーもんだんだよ」という言葉を思い出します。

その場に臨んだ鉄生は、狂屋の頭である石河にどちらに落ち度があるか話をし、さらに集まった各チームの頭や幹部たちに長年続いた休戦協定で休戦協定に参加しているチームすら影では勢力を強めつつあることを指摘し、「沸騰したお湯がどんなに熱いか、零度に近い水がどんなに冷たいか、そろそろ思い出すころだろーが」といい休戦協定の解除を宣言しその場を去るのでした。

このようにやっていることは一見、破天荒にも見えますが不器用でもとにかく筋が通っている。まさにWORSTのキャラの鏡のようなキャラ、それが河内鉄生なんです。

鉄生の実力


WORSTと言えば不良漫画ですのでどんなに綺麗事を言っても、素晴らしい美学を持っていても、喧嘩が弱かったらなにも通りません。
鉄生の喧嘩の実力はというと、街の顔役たちが恐れ、WORST内では最強クラスの花木九里虎に4度も挑戦し、最後には「次にやり合うごたるこつになったら油断できん」と感じさせるほど実力を上げています。

あらすじ

本編、WORSTでは河内鉄生は不運の事故により亡くなっています。ドクロではそんな鉄生の過去の話が描かれています。

春もすぐそこまで来ている3月半ば男は、中学を卒業したばかりの三年に呼び出されていました。
その意味を分かっていながら単身乗り込んだのが加治屋中二年の村田将五でした。

「良く逃げずに来たなぁ?」という先輩に対し、「後輩相手に四人で呼び出しかけるような奴に逃げる必要がどこにあるよ?」と将五は挑発します。

当然ですが4人相手にボコボコにやられてしまう将五の前に鉄生は現れます。

河内鉄生|ドクロ
将五をボコボコにして満足した先輩たちの前に現れた鉄生は先輩たちに絡まれますが、一瞬で先輩たち四人を倒してしまいます。
この時の鉄生を”狩りをする野獣”と将五は感じ取ります。

翌日、将五の怪我をみて心配するアキラ「やり返すなら手ぇ貸すぜ」と将五に詰め寄りますが将五は「必要ない」といい、金とアキラに「顔に十字傷のある獣知らねぇか?」と尋ねます。

金は「そういえば、スケルトンや爆帝利亜の連中がやられてるみてェだ。そしてやられた連中は全員そいつに同じ印象を持ったらしい まるで野獣だって…」

野球もやめてハンパものになっていた将五はどこを目指していいか分からなくなっていましたが、鉄生の強さに自分の目指す”なにか”を感じ取っていました。

鉄生を探し始めた将五でしたが、手がかりもなく途方に暮れていたところ突如、鉄生は現れます。
誰かと勘違いしたのか鉄生は、将五に突如襲いかかりますが、その犯人がすぐに将五でないことがわかります。
スケルトンの数十名に取り囲まれていたからです。スケルトン数十名を一瞬で倒した鉄生は「マジでバケモンだ…」と将五に感じさせます。

その後、鉄生は、カッコいいバイクを見つけ憧れの目で見てその場を立ち去り、もう一度みてみようと戻った時にはバイクはボロボロにされていました。
その時、立ち去る武装の服を着た二人の男を目撃します。そして、バイクの後ろには「武装戦線参上!」の文字が…

鉄生はその風貌や事件前に「バイクを物欲しそうにみていた」などの証言から警察に疑われますが、汚名を晴らそうとするも信じてもらえません。
このような卑怯なやり方が気に食わないとして犯人捜しを開始、武装の服を着た若者を捕まえますが、その若者たちに「武田好誠」の名を教えてもらい素直に信じる鉄生は遂に5代目武装メンバーと出会いを果たします。

おわりに

意外にも一巻から早いスピードで武装戦線のメンバーと出会います。このペースだと残念ですが3巻も続けばいい方ではないかと思います。
外伝ということで本編に大きな影響を及ぼすような大きな行動を鉄生ができないというのがちょっと残念ですね。
不良の先輩だったり、スケルトンの数十名というのは鉄生の敵としてはしょぼすぎるなとは思いましたが、次に出てきた武装の稲田には簡単に抑えられてしまいました。
この先、誤解が解けて武装と仲直りするのか?そのままの勢いで武田好誠とタイマンになるのか2巻が待ち遠しいですね。

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