リアルボンバーマン「BTOOOM!」爆弾のみのバトルが面白い!

今回はリアルボンバーマン「BTOOOM!」を紹介していきたいと思います。同作は2009年から漫画雑誌「週刊コミックパンチ」で連載されアニメ化もされた作品です。
タイトルとなっている「BTOOOM!」はこの漫画上では全世界で300万本以上売れている人気オンラインゲームとなっています。BTOOOM!の世界では、銃が存在せず爆弾のみの戦いがメインです。

あらすじ

主人公はこのゲームの中では世界で10本の指に入る実力者の坂本竜太、坂本はこのゲームに没頭する無職の青年で、都内に暮らす平凡な22歳、リアルでは職にも就けず冴えない人生を送っていましたが、ネットゲームの世界では誰よりも強く、誰よりも尊敬されていました。

ある日、目を覚ますと熱帯の孤島にいました。
持っていたバッグにはスイッチを押すと爆発するタイマー式の「BIM」左手にはチップが埋め込まれており、突然襲ってくる他参加者に、坂本は「リアルBTOOOM!」をやらされていると確信します。

主催者から与えられた目的は一つ、左手に埋め込まれたチップを8つ集めることで脱出用ヘリが現れます。しかしチップを外す方法は心肺停止するか手術しかなくチップと限られたBIMを巡り壮絶な殺し合いが始まります。

誰かに指名されて送られる島

ブトゥームの世界では、舞台となる島にやってくる人は全員、誰かに指名されてやってきます。登場人物のほとんどがなにかしら暗い過去を抱えており島以外での個々のサブストーリーにも注目です。
虐待、暴力、性犯罪、介護問題、就職難など中には法では裁けない悪もあったりしますが、世間からは要らないと弾かれた人々のサブストーリーには現代社会の縮図のようなものを感じさせられます。
人から恨まれるようなことをして島へやってきた人たちの島での残虐の限りを尽くした行動が戦いを一層面白くさせます。

ゲームを彷彿とさせる戦略性

作者である井上淳哉は、もともとゲームクリエイターということもあり、ゲームらしい戦略性や心理戦が展開されます。
爆弾のみで戦うBTOOOM!では武器一つとっても様々な設定があり、より戦略性が求められるようになっています。
BIMには所有権が設定されており所有者が死ぬまで所有権は移らない、所有権のないBIMは使用することができないようになっています。
左手に埋め込まれているチップはソナーの役割を果たし、動いている敵の位置を知ることができますが、ソナーを撃ち返して相殺したり
ストーリーの後半ではチップ所有数に応じてソナーの索敵範囲が広がるなどより円滑に殺し合いが進めれるようになっています。
以下では爆弾の種類について解説していきます。

クラッカータイプ

かんしゃく玉のように衝撃を受けると爆発する。使い勝手がいい分威力は弱い

タイマータイプ

10からカウントが始まり0になると爆発する。カウント中にスイッチを押すと爆発が止まる。

烈火ガスタイプ


スイッチを入れて投げるとカバーが開いて、化学薬品の入った小型カプセルをまき散らす。四方八方に飛び散ったカプセルからは化学薬品が飛び散り、空気に触れることで高温で気化し始める。その時猛毒のガスとなってあらゆるものの命を奪う。

爆縮タイプ

スイッチを入れるとセッティングモードに入り裏側が吸盤状態になる。数秒後スライドカバーが開き真空モードに入る。
限界点に達すると一気に爆縮、あらゆるものを削り取る真空の爆発が起こる。
他の爆弾でビクともしない敵でも破壊できるほど破壊力は高いが攻撃範囲は狭い。

ホーミングタイプ

爆弾にプロペラが付いており、狙った獲物を追尾できる。ホーミングを撃ち返すことで相殺できたり威力が低かったり弱点も多い。
ホーミングに付いているレンズで敵を見通すとサーモグラフィックの役割も果たす。
攻撃対象となっている者以外が触れても爆発せず所有権が次に触れたものへと移る。

リモコンタイプ

1から8までのスイッチが割り振られており付属のリモコンで数字を押すと爆発する。敵が現れそうな場所に設置しておくことができるが、対峙してしまうと不利

フレイムタイプ

起爆スイッチを入れて数秒後に、燃料カプセルが射出され1300度の火炎の壁が広がる。時間は一分
複数使用して敵を包囲したり狭い屋内では逃げ場を塞ぐ強力な武器になる。

バリアタイプ

スイッチを押すと電磁波のバリアが一分間だけ張られる。衝撃や爆風など物理攻撃を跳ね返すことができるが、ガスや炎など衝撃を持たない攻撃には効果がない。攻撃力は0

BTOOOM!の見所

BTOOOM!は連載誌があまり有名でないことから埋もれている作品ではありますが、食糧や生活物資は支給制ということもありサバイバル系にありがちな食糧調達シーンなどはカットされています。
こういったまったりシーンや無人島ならではの豆知識が出てくるのも僕は好きなんですが、物資はヘリで投下されるためそれを得るために敵と争ったりします。
一難去ってまた一難という言葉がピッタリハマるスピーディな展開でサクサク読み進めれる作品です。

今作の見所と言えば外せないのがヒロインのヒミコです。金髪、巨乳、ハーフ、女子高生、ツンデレなど男の子が好きなワードを全て盛り込んだ彼女

こんな可愛い子が絶海の孤島に来たらどうなるか想像付きますよね?期待通りの過剰なサービスシーンもあり読者の視線を釘付けにしています。

BTOOOM!経験者の可愛い悪役、吉良 14歳という若さでありながら連続強姦殺人、しかも死体を屍姦するなど常軌を逸した精神の持ち主
原因は吉良も父親から虐待を受けており性的な暴行があったようなことを父親が仄めかしていました。
最後は父親をも殺し、次に狙うのはBTOOOM!でも有名だった坂本
しかし、毎回、心理戦でことごとく裏をかかれやられるてしまう吉良が可愛く見えて仕方ないです。


BTOOOM!では割とリアルな世界観が描かれていますが序盤ではこのような殺人ゲームを企画運営できるというのがそもそも疑問でした。
7人を殺す以外に脱出する手段はないのか?主人公坂本は最初から平和的な脱出方法を模索していきます。
中盤以降、その存在が少しずつ明らかになっていきます。企画側へ戦いを挑むというのはこのようなデスゲーム系の漫画ではお約束のような気もしますが、今作でも企画側、更にはその大本まで復讐の手は伸びます。

『Light 友情編』と『Dark 真実編』に分かれており坂本がライバル織田を説得するかバトルするかで結果が変わる漫画では珍しいマルチエンディングとなっています。
両方、ハッピーエンドといえばハッピーエンドですので是非両方読んでみてほしい作品です。

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